とあるロースクール生の読書日記

通学時間に読んだ本の記録

#6 マシュー・サイド「失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織」 読了感想

皆さんは失敗した後、どう行動を起こしていますか?

私はテストで間違えても、振返らないタイプです←おい。

 

今回読んだ本はこちら。

マシュー・サイド「失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織」

 

最近締切ギリギリまで学校の課題をする気が起こらず、挙句の果て電車の中でも課題をやる始末…。

というわけで読書をする時間がなかなか取れず、なんとか読了しました。

 

本を読んだきっかけ

私がこの本を読もうと思ったのにはきっかけがあります。

司法試験にはマーク式の試験があって、その結果で足切りがあります。足切りに落ちないためにもマーク式試験の過去問集を何回か回しているんですが、

 

私いつまで経っても間違えた問題が解けるようにならないんです!!!泣

 

間違えた問題には印をつけているんですが、何回やっても×××…。

失敗ばかりですね…。

 

多分私は失敗を次に活かすことができていないから、いつまで経っても失敗しているのだと思います。何とか失敗を次に活かしたいけど、その方法がよくわからない…。

 

この本はその方法を知るヒントを与えてくれるような気がして手に取りました。

 

失敗は恥ずかしい、隠したいもの

人間って誰もが失敗することをどこかで恐れているのだと思います。

私も自分が失敗しても、自分の中のとどめて、周りの人には話さないでおこうと思うことはよくあります。やっぱり恥ずかしいし、…。

どこかで失敗は悪いことだ、恥ずかしことだって思っちゃてるんですよね。

 

でも、失敗ってそれほど悪いことではないのかも。

失敗があるからこそ、そこに学びがある。失敗は成長のチャンスなんですね。

この本ではそう思えるような実例がたくさん紹介されています。

 

失敗するのは当たり前で、むしろたくさん失敗をしたその上に成功が待っている。

失敗をした時には意識的にそう心の中で唱えようと思います。

 

航空会社は失敗を活かすプロ

特に航空会社が失敗から学習しようとする姿勢は本当に印象的でした。

 

私の間違えた問題に対する姿勢がいかに甘かったか思い知らされました。

なんとなく解説を見て、なんとなく理解したつもりになって…

 

そんなんじゃ次には繋がらないですね。

 

毎日失敗だらけの私は…

私は毎日毎日失敗だらけの日々です。

そんな日々の中で私はなんてダメなんだ…

なんでこんなこともできないんだろう…

自己嫌悪に浸って憂鬱になってしまうことも多いです。

 

でも失敗だらけということをプラスに捉えれば

成長するチャンスがたくさん転がっていて私には伸びしろしかねぇ…ということ。

 

捉え方次第で気分がこんなにも変わるんですね。

 

ではでは。