現役ロースクール生が語るロースクール生活ってどんな感じ?
はじめに
このブログは読書日記を謳っていますが、最近読書ができていないので、別の事についても書いてみようと思います。
たまにはロースクール生活についてお話したいと思います。 今回はロースクールに入学して私が驚いたことについてお話したいと思います。
ロー入試終了後、情報弱者であった私はローってどんな所なんだろうと不安を抱えながら過ごしていたので、少しでも誰かのお役に立てればいいなと思います。
授業の重みが違う
まず初っ端からソクラテスメソッドにビビり散らかしました。
ソクラテスメソッドとは、教授が一方的に講義をするのではなく、学生に対して質問をしながら双方向での授業を行うことです。
学部時代の私は授業の予習復習なんてしたこともなく、後ろの席でぼんやり授業を聞いている人間でした。
ローに入るとそんな姿勢では到底暮らして行けませんでした…。
最初は質問に答えられるように何時間もかけて予習をしていました。
まさにやってもやっても予習が終わらない状態…泣
ほとんどの人が法曹を目指して入学してきているので、皆真面目に勉強してきます。
だから質問に答えられないと、なんとなく恥ずかしい気持ちになります。
教授によっては「分かりません」と言っても何かしら学生が答えるまで許してくれない先生もいらっしゃいます。
私個人の話ですが、質問にちゃんと答えなければという謎のプレッシャーを結構感じてました。
でも何回か受けると要領が分かってきて、この程度予習しておけばよいという相場感が身についてきます。
ちゃんと勉強している人であれば、この時点でソクラテスにビビることはほぼ無くなるはず。
ただ、私は圧倒的インプット不足で、卒業目前の3年秋学期になっても予習に時間を掛けすぎてしまうことがよくあります。
あまり完璧を求めすぎない方が上手くいく気がします。
高校生のような人間関係
高校生の時って毎日同じ友人と会って、同じ友人とつるんで、家族より長い時間一緒に居るんじゃないかってくらいずっと一緒にいるみたいな感じですよね。
ロースクールも似たような感じです。
大学より少人数で、必修科目はクラス分けがあるため、大体いつも一緒にいる人が固定化します。
長い時間一緒にいるからこそ、深く仲良くなれる。
一方で人となりがだんだん分かってくると、どこかしらその人の悪い部分も見えてしまうこともあって、
人間関係で少し疲れてしまうこともありました。
あと狭い世界なので、すぐ誰かの噂話が回ってきます。
誰と誰が付き合ってるとか、あの人はやばい人だとか…
私はあまり交友関係が広い人間ではないのですが、そんな私にまで色んな噂話まで巡り巡ってきます。正直ちょっと怖いです。
おわりに
以上、私がローに入って驚いたこと2つをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
ではでは。