とあるロースクール生の読書日記

通学時間に読んだ本の記録

#3 草薙龍瞬「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」」 読了感想

今回読んだ本はこちら。

草薙龍瞬「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」」

 

タイトルにググっと惹かれて読み始めました。

あらゆる悩みが消えるってまじ??という軽い気持ちで。

 

自信がないのも慢心

本を読んではっとさせられたのが自分を卑下する気持ちも慢心だというお話。

 

「私なんて全然…」

そう思うってことは

私は本当はやればもっとできる子なんだ!!

と心の底で思ってるナルシストな自分がいるってこと。

 

うーん確かに。思ってるかもしれない…。

うわ…トヘンお主めちゃくちゃ自分に期待しとるやないかい!

めっちゃナルシストやん…。

ナルシストな自分の存在にしばらくショックで放心状態になってました。

 

日々のイライラについて

私すごい心が狭いんです。

ちょっとしたことですぐイライラしちゃうことが多くて、

 

例えば道端で前から人が歩いてきたとき。

 

一人目が右側を歩いてたから、私が左に避けたら

二人目が左を歩いてて、また私が右に避けて

はたまた3人目は右側を歩いてきた…!

 

(#^ω^)ピキピキ

私ばっかり移動が激しくて大変なんじゃ!イライラ怒

ってなります。

 

はい。めちゃくちゃくだらないですよね。

自分でもなんでこんな些細なことにイライラしちゃうんだろうって

すごく不思議に思います。

 

でもそんなときにふと客観的に自分を観察してみると、

なんとなくイライラの理由がわかった気がしました。

 

それは相手が私を見て避けてくれることをトヘンが期待してるから。

なんで避けてくれないの?あなたはそんな人じゃないでしょう?って。

 

どんな人かも全然知らない通りすがりの人に対して、

めちゃくちゃ期待してたんです。

 

うん。いやはや。

赤の他人にめちゃくちゃ期待するってなんか馬鹿らしいなって。

 

トヘンは自分に対してのみならず、

他人に対しても期待がめちゃくちゃ高かった。

 

そりゃあすごく期待して期待通りの結末じゃなかった時ってテンション下がっちゃいますよ。イライラだってしちゃいます。

 

でも最初から期待値を低くしておけば、予想通りの結果でも別に驚かないし、

むしろ期待以上の結果になったらすごく嬉しくなるはず。

 

おわりに

ありのままの事実をそのまま受け入れる。

「判断」をしない。

これができたらすごく生きやすくなるだろうなと思い知らされた本でした。

 

ブッダのように完璧に実践することは難しいけど、

ちょっとずつこの考え方を実践できたらいいなと思います。

 

ではでは。